性交毒殺を語る北芝健

ゴルゴ13のことを書いた後ニュースサイトを見ていたら劇画ネタがあった。

浮気した彼氏に死のキス…毒薬カプセル口移し:社会:スポーツ報知


「交際相手の浮気に激怒し、キスの際にネズミを駆除する「殺鼠剤」入りのカプセルを“口移し”で飲ませて死亡させた中国人女性が、死刑判決を受けた」というのだが、劇画ネタというのは事件そのものではなく、記事末尾にある識者コメントである。


また世界の犯罪事情に詳しい元警視庁刑事の北芝健氏は「中国では小さなころから女性に毒の耐性を作った上で、膣(ちつ)に毒を塗り込み、男性と性交し、殺す方法があります。男性は尿道から毒を吸収し死んでしまいます。また、性交中に男性のスキをついてこう門に毒入りカプセルを投入する方法もあります。これはかなりの荒業ですが、オーラルセックス中に口にカプセルを含み、尿道から毒を入れる方法もあります。ま、日本で私が実際に捜査をしたことはありませんが…」と語った。


ナンダコレハ?
まんま小池一夫原作の劇画マンガの世界ではないか。「世界の犯罪事情に詳しい」というふれこみでこんなヨタ話を語られてもなあ。
とはいえ、記者は北芝健がどういう人物か承知の上でコメントを求め、北芝健も「空気を読んで」スポーツ紙向きのネタを披露しただけなのかもしれない。だとしても、ネタの出典は小池一夫に違いない。